千代の湯

目次

・脱衣所/浴場の様子

・泉質と適応症(効能)

・時間湯の様子

・入った感想(口コミ)

脱衣所/浴場の様子

千代の湯は町民と観光客両方が利用できる共同浴場、千代の湯の共同浴場側は受付なし、タオルとかも用意されていないから持参する必要があるがすぐ近くにセブンイレブンがあるからココで買うという手もある

靴を脱いで上がるとすぐ脱衣所(男湯)、脱いだ服は棚に置くというシンプルな脱衣所でコインロッカーや貴重品入れはない、浴場と脱衣所はドアで仕切られる為に入浴中に脱衣所側を見る事はできないから財布などを置いておかない方が安心して入浴できる

男湯、浴場の広さは６畳くらいかな？湯船は大人が３人並んで足を伸ばして入れるくらいの大きさ、洗い場やシャワーや石鹸などはなくあるのは浴槽と風呂桶のみ
写真を見てもらうとわかると思いますが、湯の出る蛇口からもの凄い勢いで源泉が注がれてます。源泉かけ流しだから湯船からももの凄く溢れて排水に向かって流れてます、多くの源泉湯があまり大きくない
湯舟に沢山注がれているから、湯舟で冷めるという事なく熱い・・・・やっぱ熱い・・・体感45℃前後ではないでしょうか？
私はこの温度だと約1分が限界・・・・浴槽が出ても足元が湯舟から零れたお湯で満たされていて足裏が熱い・・・湯畑が近いのに今日は観光客が誰１人いなく１人独占、千代の湯貸切状態でしたが、長湯はできなかった・・・・でも贅沢でしたよ、これだけの源泉を１人で満喫できてよかったです

この日女友達も女湯独占だったそうです、写真は女湯の脱衣所ですが、男湯同様コインロッカーなどはない

女湯の湯船、３人が並んで足を伸ばして入れるくらいの大きさだったそうです、男湯と同じですね、ただ写真を見ると源泉の湯の出が男湯よりかなり少ないですね

女湯も男湯同様に洗い場やシャワー、石鹸などがなく備品は写真に写ってるイスと風呂桶があったそうです

天井は高くて開放感あって気持ちよく入浴できたと言ってました

ただ、脱衣所と浴場は扉で仕切られていて湯船に浸かると脱衣所が見えなくなるので脱衣所に置いてあったお財布がとても心配だったから落ち着かなかったと。でも一人しかいなかったからいいけど、何人もいたらお財布を脱衣所に置いて入浴できないね～とも話してました

男湯は入れない事はないですが熱かったのですが、女湯は調度いい湯加減で気持ちよかったと言ってました、男湯はとんでもない勢いで源泉がジャバジャバ注がれてましたけど、女湯の蛇口みると勢いが弱かったから湯舟の中でお湯が冷やされたのではないかと思います

泉質と適応症(効能)

千代の湯にあった温泉分析表です。源泉名は湯畑源泉です。

泉質は含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物温泉（硫化水素型）（低張性酸性高温泉）のかけ流しです。

効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性などなど

時間湯の様子

時間湯とは江戸時代からあった草津温泉独特の入浴方法です、 湯長の指示も元、熱の湯の湯もみショーで有名な湯もみをしてお湯を冷ましながら準備体操にように体を動かし、湯長も掛け声も元その湯に声を出しながら（台詞は決まってる）一斉に３分間入浴し、その後蒸しタオルの行をするという流れの入浴方法です
では、時間湯の大体の流れを見てみましょう

１， 脱衣所後に浴場に入った後は、湯長の指示の元、蝋燭の灯ってる神棚があるのでお参り、お参りから時間湯の始まりとなる

２，湯長の指示の元、参加者全員で草津節に合わせて約30分間湯もみする、この湯もみが準備体操となる、１つの湯船に入る参加者全員が気合いを入れて思いっきりかき混ぜるように湯もみすればするほど湯温は下がっていくが、湯もみ板の重さは約10キロだし、湯もみ時間が長いからかなり疲れる、元々熱い草津温泉の湯、50度以上あった温泉を湯もみをしてお湯を空気にさらし少し温度が下がったとはいえ、45度前後はある

湯長の指示の元、まずは足元からお湯をかける、次は頭にタオルをかけて30杯頭に湯をかける、次は下半身にお湯をかける、上半身にお湯はかけない

湯長の指示の元、気合いを入れて3分間入浴、動くとさらに熱く感じるのでそっと入り静かに砂時計が３分間経つのをじっと待つのみ、熱さは耐えるしかない、ここで45度前後のお風呂にすんなり入れる人と、無理～という人に別れるぅ（笑)
以上が「時間湯」の流れになります、湯長がその流れを指示します、湯もみしろ～、湯かけしろ～、湯に入れ～、まぁ強い命令口調ではありませんが、湯長の指示は絶対、そして湯長が何か言った時の返事は元気よく大きな声「おう～」と言わなくてはならない、そして湯もみして温度は少し下がったとはいえ、砂時計の3分間は我慢
そうなんです、「時間湯」＝「体育会系」という感じ
現代の入る入らない返事するしないなfの自由路線と合わない入浴方法だからか、江戸時代からずっと続いていたこの時間湯の湯長制度は2019年廃止となりました

↑2019年廃止前の千代の湯時間湯も告知、以前は湯長もいた事から千代の湯は時間湯の体験場所として有料でした

↑湯長廃止後からの時間湯の告知、新しくなった時間湯は入浴指導がない、号令者は入浴代表者、湯もみ、足かけ、かぶり湯、3分入浴、そして湯舟の温度は44℃以下と自己の自由と安全を重視し「ゆる～く」なりました、湯長のかけ声がなくなったから時間湯体験とまでいかず、時間湯の真似ができるという感じかな、まぁ暑い湯が苦手な人や体育会系が苦手な人も気軽にチャレンジはしやすくなりましたね
なお時間湯は事前受付が必要なのは前と同じ、オリジナルお土産である「ミニ湯もみ板」も販売してます

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千代の湯入った感想(口コミ)

湯畑周辺のホテルや旅館に注がれてる湯は殆ど湯畑の湯なので共同浴場の風情を楽しみたい場合を除いてわざわざ千代の湯で湯畑の湯に浸かる事もないかと思うのですが、湯畑の外縁部にあるホテルや旅館の大半は万代鉱源泉のお湯を使ってるから、ヌルっと肌触りも柔らかい草津温泉イチのマイルド源泉を使用してる千代の湯のお風呂は入ってみる価値はあるかと思います。無料だしね
ただ、熱い・・・・けど草津温泉の共同浴場を体験する事ができるからいいと思う
若い頃一度湯長ありの時間湯体験を経験した事がありますが、マジに体育会系で、そのノリについていけなかった私は辛いだけで楽しくはなかったけど、湯長廃止の時間湯ならそう厳しくないから楽しめるかと、熱いけど・・・・